家族(特に兄)が紅茶大好きで、スーパーのティーバッグの紅茶は絶対買わないような家庭で育ちました。
上京してひとり暮らしをはじめ、スーパーで紅茶を買ってみたんですが、おいしくなくて衝撃を受け…(夫にはこんなもんだよと言われる)どうしても実家で飲んでいた紅茶がのみたくなって、茶葉を購入することにしました。
おいしい紅茶茶葉の選び方
美味しそうな紅茶っていうと、ウェッジウッドとか、マリアージュ・フレールとか、ヨーロッパぽいブランドで、お洒落な缶に入っている、↓のようなものを想像しませんか?
こういったものもおいしいし、悪いというわけではないんですが。紅茶の原産地はヨーロッパではなく、インドやスリランカが主。
紅茶にこだわるなら、ブランド系は選ばず、インドから直輸入しているような茶葉を選ぶのがおすすめです。
- 生産地
- 茶園
- 詰んだ時期
に着目して購入するとおいしいものが選べます。
今回私が購入したのは、ダージリン・キャッスルトン茶園・夏摘み(セカンドフラッシュ)の紅茶です。
キャッスルトン茶園 ダージリンFTGFOP セカンドフラッシュ
- キャッスルトン茶園…「ダージリンと言えばココ!」という有名な茶園
- ダージリン…ダージリン地方で採れる茶葉。香りが良いのが特徴。
- FTGFOP…茶葉のグレードを表すもので、上級評価のもの。
- セカンドフラッシュ…夏摘みの茶葉。一番香りが良い。紅茶のシャンパンとも。
(個人的に)一番香りが良い条件を揃えた紅茶です。
ダージリンのセカンドフラッシュこそ「紅茶のシャンパン」とよばれ、マスカットのような甘い香りがする紅茶です。
こういう紅茶をはじめて飲んだ夫の反応が「おお!なんかちがう!香りスゴイ!」と驚いていました。シャンパンとか王様とか帝王とか呼ばれるだけあり、香りが格別です。
淹れ方もこだわらないと、損する
紅茶もコーヒーもそうですが、淹れ方ひとつで味も香りも変わります。
とくに今回買ったような紅茶は、きちんと淹れると香りがより良く、おいしさ倍増します。
この茶葉買っておきながら、適当に淹れるとかアリエナイ。トイレの消臭にCHANEL No.5使うくらいもったいない!
というわけで、ティーポットも買いました!!
曇ってて微妙ですが…。HARIOの450mlのティーポットです。
おいしく淹れるために必要なのは、
- ティースプーン
- 計量カップ
- ふた(蒸らすため)
- タイマー(抽出時間厳守。10秒違うだけで味がちがう)
分量と時間、方法を守ることにより、劇的においしくなります。
世の中ポットの中で茶葉が回る「ジャンピング」というのが紅茶の淹れ方の大前提になっていますが、実家的には「意味なし」という評価に行きついていたので、わたしも気にしません。
茶葉はブランドでなく、茶園と摘んだ時期、品質で選ぶ
ルピシアとか、マリアージュ・フレールとか、ウェッジ・ウッドで買うと、どこの茶園のものかとか、いつ摘んだものかとか、分からないことが多いです。そしてブランド価格で値段が高すぎる!
シングルの茶葉で紅茶を楽しみたいなら、原産地・茶園・摘んだ時期・品質等で選んで買うと安くておいしい。
逆に、フレーバーティーや、口当たりがよく飲みやすい紅茶を求めるのであれば、バランスよくブレンドされているブランド系も良いと思います。
紅茶は奥が深いので、色々な種類があり、最初から詳しく知ろうとするとうんざりしてしまうでしょう。
「とりあえず、おいしいの飲んでみたい!」と思ったら、今回ご紹介したのと同じ条件の茶葉を選べば間違いないと思います。
もし興味が持てたら、各茶園の違い、等級の違い、ファーストフラッシュ、セカンドフラッシュ、オータムナルなど摘んだ時期などを調べて、飲み比べてみるのも楽しいですよ。
今回出てきたものたち
↑少々高いですが、マスカットフレーバーが楽しめる一押しのダージリンティー。
↑茶園は不明ですが、リーズナブルにそれなりのダージリン・セカンドフラッシュを楽しめる茶葉。
www.kirei-shisso.com↑ダージリン、ニルギリ、アッサムを1000円で楽しめるコチラのセットもおすすめです!とりあえず色々飲んでみたい方向け。
このティーポット、amazonで買うと2,200円程度なんですが、わたしはお散歩に行った先のお店で買ってしまい、3,700円で買いました…(涙)
HARIOのティーポット関連はamazonが安いので、わたしのようなことになりませんよう…。
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